何気に『和風テイスト』な作品って好きなんですよね。もちろん『チャンバラ』なんかだと特に最高なんですが、絵が和風チックなだけでも、見てるだけで不思議と楽しい気持ちになります。
例えば『筆のようなタッチ』であったり『版画のようなタッチ』であったり・・・。種類は様々ですが、和の雰囲気って最高だと思うんですよね。
今回はそういう人にオススメしたい、和風オンラインRPG「うつしよの帳」を紹介します。
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あらすじ
目が覚めてはじめに出会ったのは、心優しくも多くを語らぬ少女。一人旅をしているという彼女は、主人公が「式姫」と契約できること、記憶が覚束ないことを知り、主人公の記憶が確かなものになるまで、ともに行動したいと申し出た。
少女の持つ「物見(ものみ)」の力を借り、道中の危険から少女を守りつつ、主人公は記憶の断片を探す旅に出る。
・・・ ひとはこの世に在り、この世を知らず。 誰もが己の世を知らず。 誰もが己の在り処を知らず。 この命、ひと世の夢の帳なり。
キャラメイク
外観と色
まずは、自分の分身となる主人公を作っていきます。選択できるのは「6パターンの顔」と「6パターンの髪の色」です。
組み合わせが全部で36通りって考えると、最近のゲームとしては少し寂しいような気もしますが、線が濃くてイイ感じに和風なので良しとしましょう。
こちらは、ちょっと妹的な感じの顔に金髪を合わせてみました。合わないことはないんですけど、金髪にしてしまうとどうも『コスプレ感』が出てしまうような気がしますし、せっかく和風のゲームですからね。
個人的には緋村剣心っぽく『赤髪』でもいいかなーって思ってたんですけど、赤髪という選択肢が無かったのが残念です。
こちらが個人的に「1番可愛いと思われる組み合わせ」です。ちょっとおしとやかな感じに演出してみたんですけど、もしこれがストーリー上、メチャクチャ活発なキャラだったとしたら間違いなく人選ミスですよね。
しかも、この時点で「※ゲームを開始するとキャラクターや色は変更ができません」と煽ってきます。こういうのっていつでも変えられるようにしてくれたらいいのに。
職業
- 武士
- 槍術師
- 傾奇者
- 弓術師
- まじない師
- 巫女
職業が6パターンから選べます。個人的にはメッチャ『巫女』にしたかったんですけど、なにやら横に『おすすめ』って書かれてるのと書かれてないのがあるんですよね。
なんの意味があっておすすめされてるのかわからないですけど、万が一「オンライン要素で人気のある職業だと恩恵が少ない」とかあるのであれば考え所です。
武士と巫女なんてあきらかに人気ありそうですもんね。
ストーリー
ちゃんとしたストーリーがありました。とりあえず、当初のイメージ通りの主人公で安心しましたよ。これで元気娘って設定だったらどうしようかと・・・。
もしかすると「選んだ顔によって性格も変わる」ってこともあるかもしれませんが、もしそうだとしたら積極的にPRしてくるはずなので、恐らくその線は薄いのではないかと思います。
ほのぼのとした画像とテキストだけのシンプルな作りですが、和風の感じはしっかりと守ってくれています。逆にこれくらいシンプルだからいいのかもしれません。
欲を言えば「フルボイス」だと嬉しかったですけど、まぁ無料ですのでそこは我慢しますか。
簡易RPG
ダンジョン
これがステージ画面、いわゆる『ダンジョン』になります。
一見『すごろく』を思わせるような場面ですが、特別サイコロを振るわけでもなければ、1マスずつ進むことになるので、ここに関しては作り込みの甘さみたいなものを感じました。
もしかすると、わざと簡略化したのかもしれませんけど、特に悪いマスも避けられないんなら、他にもっとやりようがあったのではないかと。
戦闘シーン
こちらはオートで進みますが、術のようなものを発動するタイミングは自分で決めるので、完全放置では難しい系のRPGですね。
最初こそ放置でゴリ押しもできますけど、ストーリーが後半になっていったり、あるいは対人戦ではそれなりの駆け引きが生まれそうです。
ここに関しては、わかりやすくて面白いと思いました。シンプルですけど、ポイントは押さえてありますし、なにより「最大4人+助っ人」で構成されていてアクティブに展開される中で、全員の動きを把握できる絶妙なバランスだと思います。
ガチャ要素
これはイベントで試したガチャですが、やはり「使えるキャラクター」を課金で手に入れるというタイプのソシャゲのようです。
徒党を組んでの強力プレイや、対人戦などがあるかについては定かではありませんが「自分のキャラが助っ人として別プレイヤーの旅に参加する」ということはあるので、そのときに何かご褒美があるんでしょうかね。
いずれにせよ、ガチャで手に入れられるキャラの一覧と確率が表記されていましたが、やはりレアなものは手に入りにくそうでした。
最後に
想像以上に和のテイストが盛り込まれていて、非常に面白いスマホアプリだと思います。こういうのってあまり無かったんじゃないでしょうか。
狙いとしてはライトゲーマーだと思いますが、普段はゲームをあまりしないような女性や、家で親の携帯とかタブレットを使って遊ぶ子供も楽しく遊べる内容のように感じました。
興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。