ノスタルジーな雰囲気ゲーを多数輩出しているGAGEXから、おでん屋さんの続編が登場していました。
前作はシステムの面で「ここをこうしてくれたらなぁ…」という部分こそあったものの、ちょっと昔の雰囲気がしっかりと再現されていて、どこか懐かしさの漂う素晴らしい雰囲気ゲーだったと思います。
そして第2弾も文句無しに期待できそうですよ。というわけで今回は「おでん屋 人情物語2 ~時をかけるおでん屋~」をご紹介したいと思います。
Contents
概要
小さなおでんの屋台で繰り広げられる、不思議でちょっと泣けちゃう物語。 時は今から数百年前。舞台はお江戸! ひょんなことから見知らぬ時代に飛ばされてしまった、おでん屋の頑固オヤジに成り代わり、お店を切り盛りしていく物語形式のお手軽放置型ゲームです。
第2弾もお手軽放置ゲーとは言われていますが、放置しっぱなしというものではなく、タップしながらの収集ゲーです。
訪れたお客さんの愚痴を聞くというゲーム性ですが、その愚痴の種類はお客さんとの関係性が深くなればなるほど増えていきます。それらを収集しつつ、物語を勧めていくというのが本アプリの目的です。
ちなみに第1弾のアプリをプレイせずに本アプリからプレイしても、特に問題はありません。ちなみに前作のレビューはこちら。
プレイの流れ
時間経過で出現する愚痴をタップ
おでんをセットするとお客さんが来るようになります。お客さんはおでんをつまみながら愚痴をこぼし始めるので、それらをタップして回収してあげましょう。
一定数の愚痴が画面上にたまったら、それ以上は回収しない限り出現しないようになっています。ゆえに完全放置ではストーリーはほとんど進みません。
放置系のゲームとして紹介されていますが、基本的には放置していて勝手に成長するというものではなく、割と頻繁にアプリを開いて回収作業(回収自体は一瞬)をしなければならないので注意してください。
お客さんの人数は12人→15人へ
前作と比較すると、お客さんのトータル数は12名から15名に微増しました。15名というのは少なく感じるかもしれませんが、全部の愚痴を回収しようと思ったら結構なボリュームですので、簡単にcompleteはできないでしょう。
それぞれ4段階の常連度と3段階の愚痴が設けられています。愚痴にはある程度の出現率が設定されていそうですが、ここは常連度を上げることに尽力していれば、そのうち埋まっていくような印象ですね。
おでんのシステムが改善された
前作では、お客さんとの親睦が深まるにつれておでんの具材こそ増えていったものの、どれを商品にするかなどの選択ができず、ただの形だけのデータでしかありませんでした。
それが本アプリでは、屋台に出せる具材は3種類となっており、好きな具材を選ぶという要素が追加されています。
お客さんにはそれぞれ好きな具材があるので、それに応じて選んでいくことが常連度を上げる近道なのかもしれません。
収集好き&雰囲気ゲーが好きな人にはオススメ
特に難しい操作を求めない簡単なゲームが好きな人で、図鑑を埋めるのが好きな人や、昭和っぽい雰囲気が好きな人にはオススメのゲームです。
言葉を選ばずに言うなら完全なる作業ゲーですが、特に画面に付きっきりになる必要もないので、そのあたりは隙間時間を使って楽しむための有効なアプリだと思います。
イマイチと感じたポイント
個人的な改善要望案としては、やはりお金の概念が生かし切れていない部分は残念に思いますね。
お金は黙っていても貯まっていく一方なので、これを使うことで屋台が大きくなって「取り扱える具材が増えていく」とか「客層の違う隣町に出店できる」という、お金を使った何かがあれば良かったように思います。
一応、具材を仕入れる際にお金は消費しますが、かなり序盤からお金に困ることは無くなりますし、高級食材ばかりでもお金が全く尽きないという仕様は改善して貰えると嬉しいです。
最後に
第一弾&第二弾ともに、プレイヤーの評価が高いゲームアプリです。やはり他のゲームにはない雰囲気が大きな魅力と言っていいでしょう。
新しいキャラを見るのも楽しいですし、図鑑が埋まった時の達成感もなかなかです。プレイ&インストールは無料ですので、ぜひプレイしてみてください。