個人的にGAGEXが開発したアプリは雰囲気が素敵なものばかりなので、ついつい遊んでしまいます。今回は、なんとおでん屋さんの屋台です。
毎度のことながら発想力には驚かされてしまうのですが、このアプリも操作方法は非常に簡単で、何も難しいことはありません。なにより雰囲気が素晴らしく、昭和の古き良き時代感がしっかりと再現されています。
というわけで今回は、情緒あふれる雰囲気が魅力の収集ゲー「おでん屋 人情物語~今宵 キセキの起きる店~」のご紹介です。
※続編出てます。
ゲーム概要
小さなおでんの屋台を舞台に繰り広げられる、フシギでちょっと泣けちゃう物語。お店の頑固オヤジに成り代わっておでん屋さんを切り盛りしていく、物語形式のお手軽放置型ゲームです。
安定の高評価です。放置ゲーという説明がされていますが、放置していれば勝手に屋台が大きくなっていくというゲームではありませんので、厳密に言えば放置ゲーでもないような気がします。
屋台を構え、そこに訪れたお客さんは時間経過で愚痴をこぼすので、その愚痴をタップ&フリックで回収し、お客さんの満足度を満たすというものです。
お客さんとは徐々に仲良くなることができ、その愚痴にも種類が用意されているので、収集要素も兼ね備えたタップ(フリックの方が操作は楽)ゲーと言えるでしょう。
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ゲームの流れ
収集好きにはたまらない仕様
屋台にはおでんを仕入れ、仕入れたおでんは時間経過で減少していきます。おでんがあるうちは自動的にお客さんが入り、お客さんは愚痴をこぼし始めるので、それを回収するというゲームです。
お客さんには好きな具材なども用意されていて、何度も愚痴を聞いてあげると仲良くなっていきます。そうすると新たな愚痴が聞けるようになり、1度聞いた愚痴はどんどん記録されていくでしょう。
それぞれエンディングも用意
お客さんと仲良くなると、どんどん親密な内容の愚痴が聞けるようになっていくのですが、最終的にはエンディングまで用意されています。
しかも「お客さん同士が、実はお互いのことを愚痴っていた」という展開にも繋がるので、タイトルにもあるような「人情味」「キセキの起きる店」という謳い文句に偽りはありません。
愚痴を聞きながら徐々に明かされていく新事実に、どっぷり引き込まれてしまうでしょう。
コンプリートには十分なボリューム
お客さんは全員で12名です。一見すると少ないようにも思えますが、その1人1人に対して大量の愚痴が用意されているので、コンプリートするには結構なやり応えがあります。
図鑑の全てを埋めるとcompleteの文字が表示されるようになるので、これが表示されたときの達成感は、なかなか気持ちいいですよ。
イマイチだったポイント
おでんが追加されていくのはワクワクするのですが、基本的にお金に困る場面がないというのは大きなマイナスではないかと思いました。
例えば、おでんの具材の最高峰は伊勢海老で非常に高価な素材であるにも関わらず、常に伊勢海老を入荷しても有り余るレベルでお金が貯まっていくんですよね。
おでんの具材は選択式になっているにも関わらず、特に具材を外すメリットが見受けられない為、常に全選択にするユーザーばかりだと思います。全補充で十分事足りてしまうバランスは少し残念でした。
最後に
単純な作業ゲーではありますが、夢中になってしまう不思議な魅力に溢れているゲームアプリです。特に大きな魅力は、コンプリートした時の達成感だと思います。
ちょっとした人間ドラマなんかも堪能できるので、興味のある人はぜひ遊んでみてください。