お腹も心もあったまる、物語形式の小さな食堂ゲーム「思い出の食堂」をご存知でしょうか?
本アプリは数々のレトロ風アプリを配信しているGAGEXによって輩出されたゲームアプリです。動きのないゲーム&良くも悪くも作業ゲーではあるのですが、とにかく雰囲気がたまらないうえに、思わず開いてしまう魅力に溢れているアプリと言っていいでしょう。
というわけで以下では、この「思い出の食堂物語 ~心にしみる昭和シリーズ~」を紹介していきたいと思います。
概要
このゲームは、おばあさんの小さな食堂を舞台にした、物語形式のお店育成ゲームです。 ひとりで頑張るおばあちゃんのお店は、小さいけれど大繁盛。 次々とやってくるお客さんに、得意の料理を振る舞いましょう。
基本的な流れとしては「料理を振る舞う→お金を貰う→食堂をアップグレードしながら、お客さんとの親睦を深める→イベントが発生する」という流れです。
料理は作れば作るほどレベルが上がり、新たな料理を作れるようになります。
お客さんにはそれぞれ好きな料理が存在するため、それらを提供することでお客さんとの親睦が深まり、会話イベントが発生するようになるでしょう。
全てのお客さんと親睦を深めることが、実質的なクリア条件となっています。
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ゲームの流れ
お客さんは時間経過で来店
お客さんは時間が経過することで来店してくれます。ここは特に呼び込みなどをする必要なく、勝手に訪問してくれるので問題ありません。
本食堂は作り置きして提供するシステムのため、お客さんは既に作られている料理の中から選択し注文してくれます。作り置きしておける料理数は、食堂自体をアップグレードしていくことで増えていくでしょう。
お客さんには満足度という項目が用意されており、特定の料理やそのレベル、提供した回数などによって満足度が満たされると会話イベントが発生します。このイベントを進行させていくのが、本アプリの目的です。
お客さんにはそれぞれ好きな料理や訪問曜日が決められているのも、本アプリの大きな特徴となっています。
料理は数をこなすことで成長する
料理には「ごはん」「メイン」「サブ」「その他」という項目が用意されており、お客さんは別々の項目から3つの料理を選択して食べていきます(作り置きされている料理が3種類に満たない場合はそれ以下)。
ちなみにご飯には「親子丼」「チキンライス」などがあり、メインには「ハンバーグ」や「エビフライ」などがあります。お客さんは「親子丼とハンバーグ」「チキンライスとエビフライ」などの組み合わせで注文してくるので、作り置きを切らさないようにしましょう。
ただし、メインの中には「ラーメン」「冷やし中華」などの麺類も含まれていて、お客さんは普通に「親子丼とラーメン」を注文してガッツリ食べてくれます。そのため、それぞれの項目の料理を最低でも1つずつ用意しておくことが理想です。
食堂をアップグレードする
お客さんに料理を提供して出た売り上げを使って、お店の設備を充実させることも可能です。客席の数、料理置き場などを増やすことができます。
客席の数を増やすことによって、放置中にお客さんが入ってこれる最大人数を増やすことができますし、料理置き場が増えればより多くの種類の料理を作り置きできるようになるでしょう。
お店のアップグレードはかなり重要ですので、お金が貯まって適正レベルを満たしたら真っ先に投資してください。
こんな人にオススメ
- ちまちま遊ぶのが好きな人
- 昭和のレトロな雰囲気が好きな人
- 経営SLGなどのなりきりゲーが好きな人
ゲームのボリューム自体はそこまで大きいものではなく、主にライトユーザーにオススメしたいゲームと言えるでしょう。
放置がメインにはなりますが「放料理を作るためのハートが回復するのを待つために放置する」という流れになるため、適度にポチポチやることを求められます。
完全な放置ゲーが好きだという人には、少し手間かもしれません。
最後に
本作はシミュレーションとは言い難いくらいシミュレート要素に乏しく、放置ゲーと言うには手間がかかりすぎるという中途半端感こそありますが、とにかく雰囲気が素敵なゲームです。
特に、おばあさんとおじいさんのイベントなんか感動モノですよ。とてもハートフルなゲームアプリだと思いましたので、ぜひみなさんプレイしてみてください。