昔、小学生くらいの頃だったと思うんですけど、母親にゲームを隠された経験が幾度となくあります。最初は本体ごと押し入れに隠されていたのですが、大きさが大きさなので簡単に見つけることができていました。
すると母親は「電源ケーブル(当時はACアダプターと呼ばれる物)を隠す」という手段に出て、それに対してこちらは「ワープロのACアダプターに互換性があることを見つける」というイタチごっこになったのを覚えています。
そんな懐かしい思い出を彷彿とさせるバカゲーを発見しました。タイトルが「ママにゲーム隠された!」というスマホゲーです。
これはメチャクチャ面白そうな予感がしますよ。というわけで今回は「ママにゲーム隠された!」を紹介したいと思います。
※軽くネタバレありです。
ゲーム内容
隠されたゲームを見つけるだけ
簡単にゲームの内容を紹介したいと思います。ルールは至って簡単で「部屋の中に隠されているゲームを見つける」ただそれだけです。
例えば上記画像の部屋であれば、真っ先に思い浮かぶのが「タンスの中」ですし、カーテンの下からは母親の足らしきものが見えますね。・・・これは危険なフラグの予感がします。
スポンサーリンク
謎解き要素
ちなみにこのステージでは「タンスを開けて脚立を入手し、その脚立に上がって窓枠の上にあるゲーム機を入手すればクリア」という流れになっています。
左側のカーテンを開けてしまうと、奥から母親が出てきてゲームオーバーです。
これはステージ2なので非常に分かりやすくなっていますが、後半になるにつれて難易度は高くなるので、結構やりごたえがあるゲームです。
バラエティーに富んでる仕掛け
例えばこのステージではワニの口の中にゲームが隠されていて、木の枝をワニの口に挟んでゲームを回収するというのが正解になっています。
不用意にタンスを開けてしまうと、中から母親がでてきてゲームオーバーです。
静止画だとわかりませんが、ワニが口をパクパクさせたときにゲーム機のシルエットが確認できるので、注意深く観察していればすぐにわかるでしょう。
一方こちらは一見わからないのですが、ゲーム機が「貝の中に隠されている」んですよ。マッチで七輪に火を付けて網の上に貝を乗せると、貝の中からゲーム機が出てきます。
この時、間違ってサンマを焼いてしまうと、母親が急いで駆けつけてきてゲームオーバーです。きっと火事だと思って駆け付けたんでしょう。このくだらなさ、たまらないですよね。
ステージは30+αの腹八分目ボリューム
ステージは30種類用意されていて、一通りクリアした後は『ランダムステージ』と言って「これまでにクリアしたステージ+隠しステージ」がランダムで楽しめるような設計になっています。
ゲームの難易度としても手応えがありますし、一応のエンディングみたいなものも用意されていて、一種の達成感もあります。
そして、30ステージは満腹にこそならないものの、かなりの満足感が得られるボリュームと言えるでしょう。
巧みなゲームバランス
中には「こんなのわかるわけねーよ!」って思うものもあるんですけど、注意深く考えたり、何回も失敗して気付きを得た時のスッキリ感は、言葉では言い表しようのないほどの快感です。
しかもヒントも搭載されているので、かなりの難問に躓いても詰むことはありません。この救済処置はありがたいポイントですね。
しかも、ヒントを貰うにはショートムービーの広告を見なくてはならないので、なるべく自分のチカラで解こうとするという部分にも巧みなバランスを感じます。
最後に
本アプリも最後まで無料で楽しめるゲームなのですが、普通に「有料でも売れるんじゃないか?」と思えるくらいの良作でした。これは素直に面白いと思います。なによりゲームコンセプトが秀逸ですからね。
無料アプリなので広告が若干ウザイですけど、それを差し引いても十分すぎるくらいの満足感が得られるスマホゲームだと思います。このアプリ、迷うことなくオススメです。